退職時に貸与されていた携帯電話を返してから、その類のものは持っていません。そろそろ一年になります。不便さを感じたら買うつもりでしたが、今のところそのようなことはありません。
私には固定電話とメールで十分に事足りるようです。
毎月勤労統計調査
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」がいい加減であったことが問題になっています。
以前私の経営していた会社も調査の対象になったことがあります。従業員十数名の小さな事業所でしたから、調査の対象になったのはそれ一度だけでした。
調査開始前に調査の趣旨が説明された書類が届きました。必ず提出するようにと、かなり強い調子で書かれてもいました。そんな物言いをされるとへそを曲げがちな私ですが、この調査の必要性はよく理解できました。
調査書の提出はネットでもできましたので、それを選びました。調査期間は十八ヶ月です。毎月、受け付け開始日に送信しました。
調査終了後、県の担当部署から礼状と記念品が届きました。消せるボールペン一本だったかな。
古書店の夢
古書店で柳家小三治師匠とお会いする夢を見ました。店は実際にあるもので、演劇関係の方にはよくお目にかかりましたが、落語家にはお会いしたことがありません。
小三治師匠は三十代半ばくらいで和服姿。その店で買った本が二山、路上にでんと置かれていました。私は師匠と親交があるらしく、どのような本を求めたのか、見せてもらいました。平凡社の東洋文庫が何冊もあります。あちゃー、これ絶版なんだよな。一足早く来ていたらオラのものになったのに。
「こんなにたくさん、お持ちになれないでしょう。お手伝いしましょうか。」
「タクシーで帰るから大丈夫だよ。そうそう、ある人から蔵書三千五百冊ほどを引き取ってもらえないかと言われ、近々お邪魔することになってるんだ。その時は一緒に行ってくれないか。」
お供することを約束して、師匠と別れました。