旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

マジパン vs. ネギマ

NHK-BSPでは年に何度もヒッチコックの作品を放映しています。またかとも思いますが、ヒッチコックワイルダーなら許しちゃいます。昨日はあまり放映されない『私は告白する』でしたから、しっかり見ることにしました。御大のカメオ出演、これでは冒頭、おまけに単独なんですよね(逆光で顔はわからず)。
暇だったのでその前の『岩合光昭の世界ネコ歩き 「メルボルン」』も途中から見ました。最後に出てきた映画館で暮らす白黒のオス「デューク」は二代目で、初代はメスの三毛「マジパン」だったそうです。「マジパン」って食べたことないけど、語呂がいいなぁ。
ペットの名前に食べ物や飲み物名を付けるのって多いですよね。「クッキー」や「ショコラ」はよく聞くけど、色が似てるのかな。食べてしまいたいほどかわいい、ということもありそうです。
ペットを飼ったら「マジパン」と付けてみたいけど、私にはちょっと似合わなそうです。じゃ、何にしよう?パッと浮かんだのは「ネギマ」でした。これっていいよね。

ヴァージニア・ウルフとE.M.フォースター

ヒットした映画のタイトルが影響したのか、ウルフの作品は一冊も読んでいなかったのですが、書棚にあったエッセイ集を手にしたところ、彼女の生きた時代についての知識が私にはないので、わかりにくい箇所は多々ありましたが、引き込まれて読み終えました。
もしかしたらウルフはフォースターと同世代なのではないかと彼の評論集を広げたら、長めのウルフ論が収録されていました。フォースターは1879年、ウルフは1882年、ともにロンドンで生まれでした。
実はフォースターの主著、『眺めのいい部屋』『インドへの道』は読んでいません。ウルフの小説も読みたくはありますが、それに時間を割くのはどうかと迷っています。
『Who's Afraid of Virginia Woolf?』というあの映画(戯曲)の表題は、有名なアニメの挿入歌をもじったもので(WoolfとWolf)で、ウルフ本人とはあまり関係ないようですね。

夜中に雨音で

夜中に目覚めることはまずありません。が、昨夜は眠りの中にまで雨の音が入り込んできて起きてしまいました。
開けっ放しの窓があり、すぐに閉めました。風はなかったようで、雨は吹き込んでいませんでした。
時計を見たら2時4分でした。この様子では朝の散歩は無理だろうと思って寝たところ、目覚めたのは5時過ぎで、雨はやんでいましたが、時すでに遅し、散歩は取りやめにしました。

買おうか買うまいか

パソコンの中にある音声データはほとんどflac形式なのですが、それを再生できるDAP(デジタルオーディオプレーヤー)は持っていません。手持ちのiPodウォークマンも10年以上の前のもので、flac対応のDAPを買おうか迷っています。
私の欲しいものは中国製で、価格はiPodウォークマンの数分の一です。でも、年金だけ暮らしには安くはありません。
買おうか買うまいか迷っているというのは実は楽しいことで、これで一年間タダで遊ぶ手もあります。

黒ネコ

私の散歩の時間が早過ぎるのか、イヌとは出会いません。真っ昼間にリードを引っ張られてハァハァしているイヌを見るたびに、早朝の涼しいうちに散歩させてあげられないのかなと同情してしまいます。
ネコもずっと見かけなかったのですが、今朝かわいい黒ネコに出会えました。まだ一歳になっていないような大きさで、人を見ても逃げません。玄関の前で腹這いになっていましたので飼いネコでしょう。家の人が起きてくれないので涼みに出たのかな。

煙と匂い

散歩中に煙がたなびいているのを見ました。畑で、収穫を終えたトウモロコシを焼いているようです。
子供の頃、夏休みには茨城の母の実家に1、2週間行っていました。たき火で焼いたトウモロコシはとてもいい匂いがしました。今のような甘いトウモロコシではありませんが、その匂いのせいか、とてもおいしかったものです。
風呂を沸かす薪(まき)の燃える匂いも大好きでした。煙と匂いは、夏としっかり結びついています。