旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2014-06-21から1日間の記事一覧

十六歳の読書

倉橋由美子の初期の小説を一日中読んでいました。彼女と大江健三郎の作品が、私の触れたはじめての同時代文学でした。 高校一年のときです。学校の図書室に置かれた、確か講談社の文学全集の中の一巻に、名前だけ知っていた大江を見つけ、それを借りました。…