旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2016-01-01から1年間の記事一覧

心に沁みた言葉

「悲観を通じてしか楽観はないし、楽観は悲観と背中合わせ。」 住友陽文さんのツイッターにあった言葉です。映画『この世界の片隅に』の感想として書かれてありました。 公私ともにいろいろなことのあった今年の最後の日に、この言葉に出会いとても励まされ…

怠け者の節句働き

年内の仕事がすみました。 会社は昨日から休業していますが、怠け者の私は社員が休んでいる時を選んだように働いています。 やるべきことはすべて終わらせましたので、三日までは骨休めです。 会社の仕事始めは五日となります。

介護保険被保険者証届く

市から介護保険被保険者証が送られてきました。 来月、六十五歳になります。いよいよ介護保険の対象者というわけです。 私は迂闊にも知らなかったのですが、そうなると介護保険料は健康保険と別途納めるようになるとのこと。どうやら負担する金額は上がりそ…

梅が咲き本が届き

ここ数日の暖かさのためか、ベランダの鉢植えの梅が二輪、咲きました。先月は雪が積もったというのに、いったいどうなっているのでしょうか。 ツチイナゴも元気です。サルスベリの枝を食い尽くしてしまいそうなのが気がかりですが。 注文してあった『岡部伊…

『念珠集』と『赤光』

斎藤茂吉の第一随筆集『念珠集』(講談社文芸文庫)を読んでいます。『鳴滝日記/道』を書棚に戻したときに見つけ、引っ張り出してきました。購入から十二年、ほったらかしにしてあった本です。 『念珠集』は「島木赤彦臨終記」「念珠集」「小品集」の三章か…

目の周りに湿疹が

春ごろ、左の目尻に小さな湿疹ができました。皮膚科の軟膏で治りましたが、つけるのをやめるとすぐにまた出てきます。それを繰り返していました。 ところが十月になって、範囲が広がり色も濃くなってきました。かゆみも加わり、さらには右の目頭にも。 軟膏…

岡部伊都子

岡部伊都子さんの随筆集『鳴滝日記/道』(講談社文芸文庫)を読み終えました。七年前に買い、ずっと書棚で眠っていた本です。 岡部さんの本を手にしたのは高校生の頃で、友人に薦められたからです。書店に並んでいた新潮社版の著書を三冊求め、立て続けに読…

アラバマ・シェイクス

久しぶりにCDを2枚買いました。来日公演中のバンド、アラバマ・シェイクスのアルバムです。 生で聞いてCDも欲しくなった、のならよかったのですが、残念ながらチケットは前回の公演同様あっという間に完売になっていました。 還暦を過ぎた爺さんの私で…

ツチイナゴ

更新の間が大分あいてしまいました。体調不良と、公私ともに思いがけない出来事が続いたためです。 もともとが「江刺寄席」の宣伝のために始めたブログでしたから、それが終わってしまった今、このままやめてしまってもいいのでは、とも考えました。 でも、…

【江刺寄席】アンコール公演演目

【江刺寄席】アンコール公演は無事終了いたしました。演目は以下の通りです。 落語 「転失気」 三遊亭歌むい 落語 「普請ほめ」 桂優々 落語 「反対俥」 桂宮治 講談 「大高源吾両国橋の出会い」 宝井琴柑 落語 「明烏」 古今亭文菊 <仲入り> 三味線漫談 …

【江刺寄席】演目一覧(5/5)

第九回【江刺寄席】 柳家三三・桂かい枝二人会 2014年10月12日 落語 「饅頭恐い」 雷門音助 落語 「手紙無筆」 笑福亭竹三 落語 「町内の若い衆」 柳家三三 落語 「ハル子とカズ子」 桂かい枝 <仲入り> 落語 「三十石夢の通い路」 桂かい枝 動物ものまね …

【江刺寄席】演目一覧(4/5)

第七回【江刺寄席】 2012年10月7日 落語 「転失気」 立川らく人 落語 「鈴ヶ森」 春風亭昇々 講談 「山内一豊出世の馬揃え」 宝井琴柑 落語 「権助魚」 林家木久蔵 <仲入り> 太神楽 翁家和助 落語 「妾馬」 立川志らく 第八回【江刺寄席】 2013年10月13日 …

【江刺寄席】演目一覧(3/5)

第五回【江刺寄席】 五代目円楽一門会 2010年10月11日 落語 「つる」 三遊亭好吉 落語 「唖の釣り」 三遊亭好の助 落語 「やかん」 三遊亭きつつき 落語 「子別れ」 三遊亭王楽 <仲入り> マジック ナポレオンズ 落語 「猫の災難」 三遊亭兼好 第六回【江刺…

【江刺寄席】演目一覧(2/5)

第三回【江刺寄席】 2008年10月12日 落語 「真田小僧」 三遊亭かっ好 落語 「大師の杵」 林家たけ平 粋曲 柳家紫文 落語 「涙をこらえてカラオケを」 三遊亭王楽 <仲入り> 曲独楽 三増紋之助 落語 「荒茶」 林家いっ平 第四回【江刺寄席】 三遊亭王楽真打…

【江刺寄席】演目一覧(1/5)

第一回【江刺寄席】 2006年10月8日 落語 「浮世床」 三遊亭かっ好 落語 「時そば」 桂花丸 落語 「宮戸川」 三遊亭王楽 <仲入り> マジック マジックジェミー 落語 「親子酒」 三遊亭好楽 第二回【江刺寄席】 2007年10月14日 落語 「子ほめ」 三遊亭かっ好 …

【江刺寄席】十月になったら

十月一日から五回に分けて、【江刺寄席】十回目までの演目を記すことにいたします。 東北の一角にささやかな寄席があったことの記録です。

発車三分前

昨日、日帰りで江刺に行ってきました。 突然の出張はしたことがありませんので、新幹線の乗車券はいつも事前に求めたものです。 東京駅までは中央線で約一時間。事故の多い路線ですから、遅れが出ていなくても三十分の余裕をもって電車に乗ります。 遅延のた…

”London Calling”

ベース弾きなもんで、演奏をしている夢はよく見ます。自分のいたバンドの練習やライブの夢が多いのですが、憧れのミュージシャンとのセッションもあります。が、実在したバンドのメンバーになる夢は見たことがありませんでした。 ところが、そんな夢を見たの…

【江刺寄席】もう一席増えるかも

【江刺寄席】アンコールの最後の演目は桂雀々師匠の『地獄八景亡者戯』です。この噺は長いだけでなく、お囃子も多彩です。糸の長澤あやさんと出演者だけでは手が足りず、助っ人を呼ぶことになりました。昨年の【江刺寄席】に出演した三遊亭歌むいさんです。…

こんな夏休みを過ごせたら

ちくま文庫の『柳田國男全集』で『桃太郎の誕生』を読んでいます。再読ですが、柳田の言わんとするところがおぼろげながら見えてきました。 読みながら、こんな風に過ごす夏休みがあったらよかったのにと思える情景が浮かんできました。 小学生の頃、夏休み…

【江刺寄席】明日から入場整理券を配布いたします

明日はATCのメセナ事業【江刺寄席】アンコール公演の入場整理券の配布開始日です。配布場所はささらホール・奥州商工会議所江刺支所・ATC江刺工場の三カ所です。ささらホールは休館日ですが、入場整理券の配布はいたします。 お急ぎになることはありま…

MRI検査

熱もないのに頭痛がしました。痛みは前頭部から後頭部に、さらに左目のあたりまで移りました。翌日も治まりません。 くも膜下出血の前には激しい頭痛があると聞きました。病院嫌いの私ですが、そうも言ってはいられません。旭亭の近くに脳神経外科があること…

【江刺寄席】チラシを公開いたしました

ATCのメセナ事業【江刺寄席】アンコール公演のチラシが、会場となる「ささらホール」のサイトで公開されています。 実物がお手に渡るのは8月1日以降になりますので、お気の早い方はこちらでご覧ください。 http://sasarahall.esashi.or.jp/event/atc10_…

拡大鏡

近視で老眼です。眼鏡は遠近両用二本のみ。どちらも同じ度数です。 近視の進行はだいぶ前に止まりましたが、老眼は進んでいます。本を読むときは、眼鏡の老眼部分を使わず、はずしていました。ちょうど焦点が合っていたのです。 数ヶ月前から、辞書や地図の…

初めてのカー用品

机の上のスピーカーで、ハイレゾ音源だけでなくCDも聞きたくなりました。パソコンでCDを再生すればいいのですが、わざわざ起動するのが面倒です。 机から少し離れたところにCDプレイヤーがあり、こちらはオーディオテクニカのヘッドホンアンプに繋いで…

机の上に再びスピーカーが

ハイレゾ音源はコルグのDACのXLR出力端子からスタックスのヘッドホンアンプに繋いで聞いています。このDACはRCA出力端子も備えています。これを使いスピーカーを鳴らすことにしました。 30年前に買ったロジャーズのスピーカー、LS3/5Aが…

「そそぐ」と「すすぐ」

仕事文で「汚名をそそぐ」という決まり文句を使いました。常套句はなるべく使わないようにしているのですが、うまい表現が見つからなかったのです。 校正をして、引っかかるところがありました。「すすぐ」のタイプミスと思う人もいそうだから、そちらに変え…

【江刺寄席】義士伝もあり

【江刺寄席】アンコール公演では宝井琴柑さんが赤穂義士伝を読みます。 講談といえば義士伝と、勝手な思い込みでお願いしたのですが、琴柑さんは聞き入れてくださいました。 ただ、義士伝はトリが読む演目で、本来の講談の会では二つ目はかけられないとのこ…

【江刺寄席】開口一番は桂優々さんです

ATCのメセナ事業【江刺寄席】アンコール公演の開口一番は桂雀々師匠のお弟子の優々さんです。 開口一番は前座が務めるものですが、桂優々さんは前座ではありません。真打制度のない上方落語には、前座がいないのです。 優々さんからポスター用にと画像フ…

大西ユカリショー

昨日、「JIROKICHI」で大西ユカリさんを聞いてきました。 ライブハウスには、誰が出演しているのかを知らずに行くのが好きです。友人と高円寺で会うことになり、それならその前に「JIROKICHI」をチェックです。 やったー、大西ユカリショ…