旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

京都の料亭で

京都の、一見さんは入れてくれそうにない料亭で食事をしている夢を見ました。一癖も二癖もありそうな人たちと一緒でした。食事後は南座で顔見世を観劇とか。 私は一度も料亭に行ったことがありません。

踵が痛い

上野を散策した翌日から右足の踵に痛みがあります。膝の痛みならよくあることなので気になりませんが、踵は初めてです。 ゆっくりと、休憩も取りながら履き慣れた靴で歩いていましたから、旭亭に着いても疲れは感じませんでした。どうしたのかな。歳のせいと…

終点はいつもここ

上野周辺の散歩ではいつも日暮里が終点になります。 通っていた高校が上野に近く、御徒町・下谷・日暮里に住む友人もいて、その界隈を歩くようになりました。あの頃は彼らと話すことが楽しくて、町の景色には関心はありませんでした。でも何度も何度も通る道…

そば処「慶喜」

「愛玉子」のそばに「慶喜」という蕎麦屋を見つけました。「慶喜」です。さすが谷中だなぁ。 徳川慶喜の墓は谷中霊園にあります。歴代将軍で谷中霊園に墓があるのは慶喜ただ一人です。他の将軍たちは日光東照宮、芝増上寺、上野寛永寺に埋葬されています。 …

愛玉子

この店を初めて見たのは五十年前です。そのときは、恥ずかしい話、いかがわしい商売をしているのではと思ってしまいました。今では「バーミヤン」のメニューにもあるオーギョーチィなのですが。 私はオーギョーチィを食べたことはありません。漢字名から勝手…

京成電鉄博物館動物園駅

写真は京成電鉄博物館動物園駅です。利用者が減り1997年に休止となりましたが、今年の秋から公開されるそうです。 この近くで、私と同年配の男性から寛永寺の根本中堂への道を尋ねられました。教えたのですがどうも違っていたようです。ごめんなさい。 …

台湾フェスティバル

上野公園では台湾フェスティバルが開かれていました。 ちょっと早いのですがここで昼食をとることにしました。二品選びステージ前のテーブルで食べました。青空の下での食事なんて、何十年ぶりのことでしょうか。 外国人が多いなぁ。アジア人はお洒落をして…

彰義隊戦死之墓

梅雨の晴れ間の昨日、上野界隈を歩いてきました。きっかけは杉浦日向子の『合葬』でしたので、まず彰義隊の墓に向かいました。 明治十五年、放置されていた彰義隊の隊士の遺体を荼毘に付した場所に墓石が建立されました。戦死之墓の筆は山岡鉄舟です。 何度…

ウィズ・ストリングス

チャーリー・パーカーのラテンがとてもよかったので、好きになれなかったウィズ・ストリングスを聞いてみました。 うーん、やっぱりよくない。クリフォード・ブラウンもやっているけれど、あれもいただけない。日本では宮沢昭が挑戦していました。八木正生の…

バードでラテンを

チャーリー・パーカーのボックッセットにラテン音楽を集めた一枚があることを思い出し、早速聞くことにしました。「ティコ・ティコ」「ラ・クカラチャ」「ラ・パロマ」など、私でも知っている曲が入っていました。 楽しくて、演奏はしっかりバード。音もよく…

今月は本を

六月のハイレゾ音源購入はゼロ。本を数冊買って、そちらにはまわせなくなりました。小遣いが少ないのですから我慢するしかありません。どうしても欲しい新譜がなかったこともありますが。 美術館にも行っていません。こちらは天候のせいです。

杉浦日向子『合葬』

『百日紅』(ちくま文庫)が面白かったので『合葬』(同)を買いました。彰義隊の隊士二名とその友人を主人公とした作品です。映画化され、先日NHK・BSで放映されましたが見ていませんでした。 三人とも嘉永四年の生れですから上野戦争時には十七歳でし…

古いジャズ

このところ1920年代のジャズを聞いています。古いジャズを聞くようになったのは50歳を過ぎてからなので、アナログレコードは持っていません。 今聞いているのはジェリー・ロール・モートン。26年から30年までの録音を集めた5枚組のセットです。解…

青山二郎「上州の賭場」

昨日の東京新聞の「筆洗」欄で青山二郎の随筆「博徒風景」が紹介されていました。この文は読んだことがあります。再読したくなり書棚を捜しました。ありました。『青山二郎全文集』(ちくま学芸文庫)です。下巻にそれは収録されていました。「博徒風景」に…

ファインダーが暗くなり

祭りの撮影を頼まれる夢を見ました。真冬の真夜中から明け方に行われる祭りです。神輿や山車は出ず、ただ人々が神社をお参りするだけの祭りで、二年詣のように見えました。 カメラは古い銀塩の一眼レフでレンズは標準でした。露出計は内蔵されています。そん…

杓子定規

「杓子定規」ということばは使われ方で意味がわかり、辞書を引いたことはありませんでした。「定規」は物の長さを測るものだから、融通がきかないことの例えとなったのだろうと考えていたのです。「杓子」が何であるかは知っていましたが、なぜ定規と結びつ…

文庫本のブックカバー

書店ではカバーは付けずに本を袋に入れてもらいます。家に帰れば捨てるだけですから。読むときはそのまま。白い表紙だと気を使います。服と一緒です。でも文庫本は別です。表紙がやわなのでブックカバーをかけています。 ブックカバーは文庫本に付いている応…

小遣いの倍以上

住民税の一期分を払ってきました。本年度から普通徴収になり四回に分けて納付します。働いていたときは特別徴収で月割でした。 税額を十二で割ると私の小遣いの倍以上になります。予想通りの金額で驚きはしませんが、それにしても高いなぁ。

音楽の本

四十年ほど前、レコード収集の参考にするためにジャズの歴史についての本を数冊読みました。今は手元に一冊も残っていません。 最近のアメリカの大衆音楽の研究書を読み、感心することしきりでした。ジャズの研究も進んでいることでしょう。久しぶりに読みた…

下町ことば

昨日は一日中枕絵を眺めて過ごしました。時代順に見ると浮世絵の技法の進化がわかります。どれも同じような顔に思えたものが、絵師によって違うことも知りました。 絵だけではなく、それに添えられた文も読んでみました。枕絵は版本であってもストーリーはあ…

浮世絵の画集は枕絵だけ

今日の東京新聞の「カジュアル美術館」欄に喜多川歌麿の肉筆画「納涼美人図」(千葉市美術館所蔵)が紹介されていました。肉筆画特有の柔らかな描線と細やかな彩色がすばらしい作品です。 杉浦日向子の『百日紅』を三度読みました。ここでの渓斎英泉はまだ若…

どうせ夢なんだから

この頃こんなパターンの夢をよく見ます。 夢の中で私はやっかいな仕事を抱えることになります。面倒だな、といやがる私にもう一人の私がこう語りかけます。 「君はもう仕事をやめたんだろう。それにこれって夢なんだから、そんなのうっちゃっておけばいいん…

杉浦日向子『百日紅』

ふと入った書店に杉浦日向子の『百日紅』(ちくま文庫)がありました。買い忘れていた本です。さっそくレジに持って行きました。こんな風に、目的もなく店に入り買い物をするのは久しぶりです。 『百日紅』の主人公は葛飾北斎、お栄(応為)親娘と居候の渓斎…

モノクロ写真

カラー写真の時代になってからも、私はモノクロで撮り続けていました。 私が写すのは、子供たち以外は町の風景でした。カラー写真は記録ですが、モノクロは色がないことによって、現実とは違った世界が立ち現われます。それが面白かったのです。 写真は日野…

二眼レフ

GR DIGTAL IIIでモノクロ写真を撮ってきました。これはJR中央線の日野駅です。アスペクトは1:1でトリミングはしていません。 平林靖敏の写真集『東京まちかど伝説』(岩波書店)が大好きで、そのマネをしました。すべての写真が正方形でモノクロなので…

もう一輪咲きました

サボテンの花がまた咲きました。 写真はリコーのGR DIGTAL IIIで撮りました。28mmの単焦点のカメラで九年前に購入しました。 ずっと使っていなかったのですが、ふと思い出し、古本のガイドブックを手に入れました。そこにマクロモードでの撮影テクニックが載…

お金

昨日の東京新聞に山本芳明著『漱石の家計簿』(教育評論社)の書評が載っていました。面白そうな本です。買おうかな。評者の長山靖生は「漱石ファンはもとより、お金に興味があるすべての人にもお勧めしたい」と締めくくっていました。それを読み、実際に聞…

白い眉毛

髪と髭はほとんど白くなりました。散髪は月に一度、髭は二日毎に剃っています。 眉にも白いものが目立つようになりました。そしてその白い眉毛の何本かがやたらに伸びるのです。 黒かった頃は眉を整えることはありませんでした。でもこいつは気になります。…

耳に胼胝

最も使う辞書は漢和辞典です。『新漢語林』(大修館書店)がいつも机の上に置いてあります。『新明解現代漢和辞典』(三省堂)と『新潮日本語漢字辞典』(新潮社)も手の届く範囲にあります。国語辞典と英和辞典は電子辞書でも引きますが、漢和辞典は紙の辞…

耳から血?

起床前の、夢と現実がまだ混じり合っているような状態で、ふと右耳に手をやると、ぬるっとした感触がありました。耳から出血、まさか、と指先を見ましたが暗くてわかりません。夢かも知れないという思いもあり、しばらくは布団の中にいました。 再び触れると…