旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

迷訳

『マルコムX 伝説を超えた生涯』(白水社)をいらいらしながら読んでいます。なぜか。翻訳がひどいのです。異母姉、エラがマルコムを訪ねてきたのですが続柄が「異父姉」となっていました。母、デイジーが再婚したとは書かれていませんし、もしそうであって…

予習しなくちゃ

佐藤良明訳のボブ・ディラン歌詞集が来月発売されますので予習を始めました。といっても手持ちのCDを聞くだけなのですが。ディランのLPレコードは持っていません。CDもステレオ録音の古いものばかりでした。唯一モノラルのボックスセットがあるのですが、買…

白いツバキも

白いツバキが咲きました。一輪挿しが似合いそうです。庭木ならそうするのですが、鉢植えにはあと一つしか蕾がありません。

還付金で買ったのは

マニング・マラブル著、秋元由紀訳の『マルコムX 伝説を超えた生涯』(白水社)をやっと購入しました。もっと前に買いたかったのですが、上下巻で一万円超(消費税込み)の本には手が出せませんでした。原資は源泉所得税の還付金です。余分なお金があると、…

検診の結果

病院で健康診断の結果を聞いてきました。問題なしとのことでした。あくまでもこれは検査日の状態です。今はまた別と考えることにしています。

心ない人々

私は重度の花粉症で、この時期は外に出たくありません。かといって働いている頃はそうもいきません。鼻水は後を絶たず、目は真っ赤、つらい日々でした。居酒屋でくしゃみが止まらなくなったことがありました。水を飲んでもだめです。そんな時、顔におしぼり…

待望の本

待ち望んだ本が来月発売になります。佐藤良明が翻訳したボブ・ディランの歌詞集です。全二冊で岩波書店からの出版です。佐藤良明が訳したトマス・ピンチョンの作品は何冊も読んできました。彼の翻訳でディランが読めるなんて、こんな嬉しいことはありません…

ツバキ咲きました

来月になると思っていましたが、鉢植えのツバキが咲きました。紅白の絞りです。もう一鉢の白いツバキももうすぐだな。

所得税の還付

源泉所得税が還付されました。昨日の便りに物欲が減ってきたなどと書きましたが、働いていない私には、わずかでも入金は嬉しいものです。半分だけ使おうかな。

こんな自分が嫌い

古希に近くなり、物欲や色欲はだいぶこそげ落ちてきたと思うのですが、一向になくならない気持ちがあります。金持ちがうらやましくてならないのです。「そんなのどうでもいいじゃないか」と言い聞かせてみても、かたくなに拒否する下司な私なのです。

「紅天女」

『ガラスの仮面』をテーマにした三本立の夢を見ました。柳家三三さんと『ガラスの仮面』の話で盛り上がりました。「『ガラスの仮面』で新作を作ろうとしている二ツ目がいるんですよ」というので、その人を紹介してもらいました。二ツ目さんから「『ガラスの…

健康診断

高齢者が対象の健康診断に行ってきました。昨年も行きましたので二度目となります。結果がわかるのは来週ですが、また体重が減っていました。一番重かった時より10kgほど落ちました。運動と節制のためと自慢できたらいいのですが、どうもそうではなさそうで…

三年目

仕事をやめてから二年が過ぎました。毎日が休日という状態にやっと体がなじんできたようです。読みたい本、知りたいことは山ほどありますが、もう無理だとあきらめもせず、しゃかりきにもならずに日々が送れるようになってきたと言ったらいいのでしょうか。…

新参者

ベランダの鉢植えが一つ増えました。ジンチョウゲです。だいぶ前にはあったのですが枯れてしまいました。あの香りが好きでその後何度も買おうとしたのですが、ジンチョウゲはちょっと高いのですね。一鉢千円前後が私のルールで、それを超えてしまうのです。…

雑誌『見ぬ世の友』

御朱印集めはまだ人気があるようですが、次に来るのは掃苔(そうたい)ブームではないかと私は予想しております。私もそちらには大いに関心があります。明治時代には『見ぬ世の友』という掃苔家向けの雑誌がありました。当時でもさほど知られていなかった人…

あの人もこの人もこの道を

昨日は春の陽気でした。体調も復したようなので、都内に出かけました。中央線に乗ったときは、行き先は決めていませんでいた。Suicaがあるからどこへでも行けます。で、気がつくと上野の図書館の前にいました。私の散歩のスタートはだいたいここです。明治15…

鳶魚、若樹、竹清

森銑三は三村竹清(みむらちくせい)を追悼する文で、彼を「林若樹(はやしわかき)、三田村鳶魚(みたむらえんぎょ)の二翁と並ぶ江戸通であった」(「三村竹清大人」)と賞賛しています。私の手許には中央公論社版の『三田村鳶魚全集』の端本があるだけで…

場末子

饗庭篁村(あえばこうそん)の文に次のような箇所を見つけ、思わず膝を打ちました。「(略)江戸子がつて大きな言をまき出しても実は下谷の場末子、安政二年八月十五日龍泉寺町に生まれ(略)」私は龍泉寺町とはさほど離れていない淺草橋場町で育ちました。…

文庫収納箱

岩波書店から『失われた時を求めて』全14巻の収納箱が届きました。最終巻を買うだけでもらえます。全巻を揃えていないと使い途がありませんからね。まだ読破していません。急がないと、間に合わなくなるぞ。

モース刑事のロング・グッドバイ

『刑事モース オックスフォード事件簿』が再開しました。4話の再放送に新作4話が続きます。1回目は第10話「光と影との奇想曲」でした。私はこれを見るのは3度目です。でも飽きることなく見入ってしまいました。『刑事モース オックスフォード事件簿』のベス…

残念です

宗教や歴史そしてアニメやゲームについて、軽い調子で書いているのですが学ぶところの多かったツイッターを書いていた某氏が、今日を限りにアカウントを停止することになりました。決意した理由が書かれていましたが、ツイッターを利用していない私にはどう…

加筆修正するのなら

山本一力著『たすけ鍼』と『たすけ鍼 立夏の水菓子』を読みました。どちらも朝日文庫で『たすけ鍼 立夏の水菓子』は昨年の12月30日に発行されたばかりです。鍼灸師、染谷(せんこく)を主人公にした連作短編集で両巻にまたがる大きな事件があります。雑誌に…

映画『インセプション』

BSプレミアムでレオナルド・ディカプリオ主演の映画『インセプション』を見ました。夢を作り出し、それを他者に見せるだけでなく、その中に入り込むことができる集団を描いたものです。夢好きの私です。見ない手はありません。つまらなかったな。彼(彼女)…

オフィスビル

カウンターでICカードを受け取り、それを使って入場する今風のオフィスビルに入ったことは、わずかですがあります。二つのビルに数回行きました。そのような場所に縁がないせいか、印象に残ったようでよく夢に出てきます。昨夜の夢もそうでした。ICカードを…

『銭形平次捕物控』

青空文庫の『銭形平次捕物控』を毎日二、三編読んでいます。全部で四百編近くあり、まだ三分の一にも達していません。(青空文庫にはまだ全作は収録されていません。)原作の平次は、テレビ版の大川橋蔵とはだいぶ違っています。仕事が嫌いで金もなく、無精…

ツバキ

鉢植えのウメが散ってしまいました。次はツバキです。昨年蕾が付いたのを買ったので、ベランダ育ちの花が咲くのは初めてです。蕾はだいぶ大きくなりましたが、開くのは三月になりそうです。

豆菓子が好き

豆菓子が大好きです。豆大福も好き。ポリポリ、ポリポリと、食べ始めたらやめられない、とまらない状態になってしまいます。というわけで今日は鬼打ち豆です。(これはヒミツですが、芋菓子もそれに劣らず大好きです。)

こんな終り方をするなんて

『主任警部モース』の最終回には驚きました。なぜ、という思いが今も消えません。『主任警部モース』は古いテレビドラマのリマスター版でしたが、私は一度も見たことがありませんでした。『刑事モース オックスフォード事件簿』で若き日のモースを知ってから…

ザ・ヤング・ラスカルズ

rascalの意味は「ならず者、ごろつき」だということを知りました。私はバンド名でラスカルということばを知りました。好きになれなかったので意味も調べなかったのでしょう。その後ザ・ヤング・ラスカルズは成長しザ・ラスカルズとなります。リトル・ペギー…