旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『友だちのうちはどこ?』

昨日BSプレミアムでアッバス・キアロスタミ監督の『友だちのうちはどこ?』を見ました。1987年に公開されたイランの映画です。監督の名前を知っているだけで、作品についての知識はまったくありませんでした。イスラーム史の本を読んでいますので、いいタイ…

オスマン帝国、サファヴィー朝からムガル帝国へ

イスラーム史の読書、続けています。今はオスマン帝国に関する本を読んでいます。それからサファヴィー朝、ムガル帝国へと進む予定です。その後、現代イスラームは後回しにしてモンゴル帝国に移ろうかなと。モンゴル史は面白そうな本がたくさんあるのですが…

コオロギ大合唱

数日前から聞こえてはいたのですが、昨夜はコオロギの大合唱となりました。これから毎日続くのでしょう。私が暮らしていた頃の東京の下町では、コオロギの鳴き声があまり聞こえませんでした。小学校の植え込みでエンマコオロギを捕まえて、持って帰ったこと…

二八鳥(にわとり)

今日はチキンの日なんだそうです。スーパーマーケットのチラシに書いてありました。酒を飲むなら焼き鳥屋が一番と思っていた時期もありましたが、そうでもなくなりました。食べ過ぎたのと年齢のせいでしょう。でも居酒屋のメニューに焼き鳥があれば必ず頼ん…

音楽はまだ

本は順調に読めていますが、音楽をほとんど聞いていません。激しいものはまだ無理だろうと、声のみによる音楽を流してみましたがだめでした。と言いながら、今NHK-FMの「ウイークエンドサンシャイン」を聞いてます。

高群逸枝『娘巡礼記』

体調はまだまだですが、本は前と変わらずに読めています。数冊の本の同時進行も大丈夫です。その中に高群逸枝著『娘巡礼記』(岩波文庫/2004年)を加えました。この本は24歳の高群が地方新聞に発表した旅行記で、彼女の生前には刊行されていないものです。買…

さすが百日紅

今年のたぬきの森(ベランダの鉢植え群)のサルスベリは、ちょうど満開の時期に熱中症で倒れてしまい、あまり楽しむことができませんでした。気持ちが花に向かわなかったのです。でもそこは百日紅、第二弾がはじまりました。第一弾は赤白二色が多かったので…

あせらずに

早朝散歩と同じ時間を歩いてみました。ただし距離は半分です。体が安定していません。そうでもないのでしょうが、ふらついている感じがします。また散歩の楽しみであった爽快感がありません。疲れも早い。今回、痛みがそこだけで生じるのではなく、ほかの動…

歯科医院に行く

熱中症で倒れ、前歯が欠けたのを知ったのは翌日でした。口内に痛みがなかったからでしょう。翌日それを知り、体の一部を欠いたということで精神的なダメージが残りそうな気がしました。取り越し苦労でした。若かったのなら違ったのでしょうが、老人である私…

頭痛が治ってきました

熱中症で倒れてから、ずっと頭痛が続いていました。腰の痛みは一定の姿勢で起きるので、回避することができます。ところが頭痛は常なので、かなりまいっていました。二日前からその頭痛がだいぶ軽くなってきました。安心は禁物と戒めましたが、さらに楽にな…

最終回

東京新聞の朝夕の連載小説を挿画も含めて楽しんでいました。朝刊の『かたばみ』(木内昇著/伊波次郎画)が今日終わりました。先週から毎日のように泣いていました。最期のシーンは予想通りでしたが、絵のそれははずれました。私も子どもとキャッチボールをし…

疲れたぁ

昨日は用事があり、少し長い距離を歩きました。水をバッグに入れ、帽子をかぶり、強い日射しの道に一歩踏み出すと、また倒れるのではないかと不安になりました。日陰を選び、ゆっくりと歩き、具合が悪くなったらその場でしゃがめばいいと自分に言い聞かせ、…

電話

私は電話が苦手です。着信音が鳴ると、この歳になってもびくっとしてしまいます。家に電話を引いたのは私が二十歳のときでした。電話で友人と話すのが楽しくてたまらない(想像です)十代の頃に電話がなかったので、親しみを感じる道具にはなりませんでした…

『漱石全集』を第一巻から

『漱石全集』の未読の巻に何度か挑戦していますが、毎回失敗しています。ふと、第一巻から順に読んでみたらどうだろうかと考えました。全巻を読み通すのが無理なことは、はなからわかっています。それに、岩波版の『漱石全集』ですべての小説を読み返したこ…

頭痛

腰の具合はだいぶよくなってきました。起床も椅子を使わずに、自力でできるようになりました。困っているのは頭痛です。緊急搬送時に脳の検査をし、異常なしと診断されましたので、そのせいではないと思っています。痛み方も、私は頭痛持ちではありませんが…

年金に歓喜するチャールズ・ラムさん

中学校に入学し、図書室で最初に借りた本はメアリイとチャールズのラム姉弟による『シェイクスピア物語』でした。夢中になって読みました。その影響で河出書房の世界文学全集のシェイクスピアの巻を買いましたが、読み進めるのに苦労しました。「なんだかわ…

外歩き

熱中症で倒れてから、はじめて外に出ました。わずかな距離をゆっくり歩いただけですが、嬉しくてしかたありませんでした。金曜日に猫のお守りを頼まれています。職責は果たせそうです。

卵と子猫

海外に行ったことのないせいか、外国を舞台にした夢はあまり見ません。そのほとんどが映画の焼き直しのような内容で、どこの国にいるのかはよくわかります。ここはどこなんだろうと考えてしまう夢を見ました。私は若く、一部屋しかない古いアパートに住んで…

気分は上々

「気分は上々」なんて書くと「無理してるんじゃない」と言われそうです。そんなことはありません。私は「物ごとは常に悪い方に行く」と考えている悲観論者です。それでもこれは、今の偽らない気持ちです。熱射病で倒れ、意識がはっきりしたときに「あっ、や…

夢に激励されています

熱中症で倒れた日から、楽しい夢ばかり見ています。昨日は高度成長期にPAシステムの開発をしている夢を見ました。野外コンサートで明瞭に聞こえるPAを作ろうとしているのですが、なかなかうまくいきません。コンサート会場にPAを設置するシーンもあり、ミキ…

朝のパズル

腰の痛みが引きません。起床に一苦労しています。私は和室に布団を敷いて寝ています。手摺りのあるベッドに寝ていれば、それを掴んで体を起こし、足を床に下ろせば立つことができます。ではどうしているのか?まず上体を起こさなければなりません。元気なと…

意識障害

熱中症に気づいていたのに、なぜひと休みしなかったのかと悔やんでいました。かっこ悪くても、道にあぐらをかいてやり過ごせば少しは違っていたのではないか。昨日届いた子どもからのメールで、それはできなかったのではないかと思いました。子どもは2年前に…

本は普通に読めます

腰の痛みと顔の擦過傷で外に出られません。普段からほとんど家の中にいるのですが、まったく外出ができないとなると一日が長くてなりません。うーん、いつものあれしかないか。読書です。読みの荒さと理解力のなさは、転倒前からのこと。脳に障害はなかった…

腰の痛み

腰の痛みが、今までの経験とはまったく違ったもので、まいっています。起床が一苦労です。まず、だいぶ前に買ってあった腰痛用のベルトを巻きます。それから腰の痛まない手足の位置を探り、試行錯誤で立ち上がります。20分はかかるでしょうか。そんなにひど…

熱中症で緊急搬送

昨日の東京新聞の私の運勢は「危険はいつも隣り合わせ 本日は特に気を抜く事なかれ」でした。これが的中してしまうとは。熱中症で道に倒れてしまいました。救急車を呼んでくれた方がいて、近くの脳外科に緊急搬送されました。検査に異常はなく、すぐに家に帰…

三島由紀夫『裸体と衣裳』

講談社文芸文庫の『三島由紀夫文学論集』(全3巻/2006年)は「三島で一番いいのは文学論だ」とどこかで聞き、買ったものです。三島の代表作は読んでいますが、今手許にあるのはこの本だけです。編集はスポーツライターの虫明亜呂無(むしあけあろむ)で、そ…

百日紅が咲きました

葉に勢いがなく、今年は咲かないかもしれないと思っていた百日紅が咲き始めました。蕾はふっくらとして数も多く、例年より楽しませてくれそうです。油粕の追肥がよかったのかな。一方で白い茶花椿の葉が変色し、どんどん落ちています。病気があるようで、前…

蜘蛛と蛇

爽快な早朝散歩ですが、ひとつだけ不快なことがあります。蜘蛛の巣が顔にかかるのです。夜の間に苦労して張ったのでしょうが、慣れることはできません。そうそう、静電気を帯びた蜘蛛の巣もあるそうで、それで餌となる虫を巣にくっつけちゃうとか。顔にくっ…

七匹の猫

散歩コースを外れて歩いてきました。いつもは二股の道を右に行くのですが、左側にお腹を道路にペッタンと付けたネコが三匹いたからです。ペッタンネコはよほどそばに寄らなければ逃げません。じっくり観察できます。少し歩くとネコが二匹やってきました。さ…

馬頭観音の石碑

以前、散歩コースに二体の馬頭観音があると書きました。二体はとてもよく似ています。摩耗が激しく、はじめは千手観音と思ったのですが、片方の隣に馬頭観音と彫られて石碑があり、そう認めることにしました。(←石仏の知識なんてまったくないのに、偉そうな…