旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

難しい。

読んだ本や見た映画について書くことは難しいと、昨日の「リンダ・リンダ・リンダ」をアップしたときに感じました。
これじゃこの映画のストーリーも、面白かったところもわかってもらえないだろうな、とがっかりしちゃったのです。でもどのように手を入れたらいいかが見つからず、そのままにしてしまいました。


ストーリーについては、怪我をした子はギター担当で体育の時間につき指をしてしまったこと、そのためにキーボードの子がギターを弾くことになったこと、ボーカルのソンさんは偶然メンバーになったので、彼女はまだ日本語がうまくない上に人前で歌ったこともないらしいこと、などなどについて触れないと読んだ人にうまく伝わりそうもありません。
ただ、なぜボーカルを探さなければならなかったのかがよくわからず − メンバー間の確執に原因があるようなのですが − そのためにあのような書き方になったことは自覚しています。


また、なぜ面白かったかの説明が、あれでは書いた本人にしかわかりません。独りよがりな表現なのです。おそらく会話であれば、「うんうん、よくわかるよ」と相づちを打ってもらえるところなのでしょうが、文章ではそれは通用しません。順を追った説明が必要なのです。


何について書こうか、とまず考えます。でも、どのように書いたらいいかが掴めず、止めてしまうことがあります。この場合は話題に対する理解と知識がないからで、書き始めても途中で行き詰まってしまうはずです。
それよりもずっと多いのが、書き方は決まったのですがその煩雑さが嫌でやめてしまうケースです。こんな面倒くさい手順を踏んでまでして書きたくない、これです。
この場合は意志の弱さと怠け癖からきているので、文章を書くことなどはとっとと止めてしまうか、がんばって克服するしかありません。肝に銘じておきます。