日野駅を南側に出て甲州街道沿って５分ほど歩きますと日野宿本陣があります。土方歳三の姉、のぶが嫁いだ日野宿名主佐藤彦五郎が自宅兼本陣として住んでいたところで、中には道場もあり、ここで若き日の歳三、近藤勇や沖田総司が剣術の稽古に励んでいました。
大河ドラマ「新選組！」では小日向文世が佐藤彦五郎に扮し、妻のぶ（浅田美代子）に頭の上がらないひょうきん者を演じていましたが、実在の彦五郎は父の早世のため１１歳で名主役を相続し、義侠心のある人格者として村人から慕われていたそうです。
歳三の生家はここからやや離れた浅川のほとりの石田村で、場所は移りましたが現在も彼の兄の子孫が住んでいて、住居の一部が「土方歳三資料館」として公開されています。
以前、日野宿本陣は「日野館」という蕎麦屋でした。私は、蕎麦よりも酒を目当てに何度か来たことがあります。（もちろん、酒のあとの蕎麦はなかなかいいものです。）ＡＴＣの忘年会をここでやったこともありました。
「日野館」は場所を変えて現在も営業しています。蕎麦の味もそのままで、酒も菊姫、天狗舞と変わっていません。
昨年の忘年会は新「日野館」でやりました。。
