旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

王楽さんのブログ

三遊亭王楽

三遊亭王楽さんのブログ「さんゆうていおうらくのはじめてのブログ」に【江刺寄席】のことが書かれていましたのご紹介いたします。写真がないとわからない部分がありましたので、そこは割愛いたしました。



先ずは開口一番、かっ好くんが『浮世床』でご機嫌伺い。
続いて、両国寄席でも御世話になっている桂花丸兄さん。
何と兄さんは、地元の人間! Σ( ̄□ ̄;)
高座で以て…「ボクのこと知ってると云う方いらっしゃいますか?」と問うと、約 660人集まっている方々が殆ど手を挙げられて…。
地元のお客様をマクラで沸かしてから『時そば』! 兄さんらしいクスグリも入っていて、ソデでお客様同様に笑わせて頂きました (≧∇≦)/ ハハハ
また楽屋には、花丸兄さんのご両親が訪ねて下さり、出演者全員にお土産まで賜りました m(__)m(この辺りに落語家が来ると、我々に限らずいつもいらして下さるのです…親御さんは有り難い)
故郷に錦を飾った兄さんをソデで迎えると、何故かもじもじした様子…「どうかしたんですか?」と聞くと…
「高校の時付き合ってた彼女が前にいた…」
それを楽しみに高座へ上がって、マクラをふりながら前方ばかりチラチラ見ておりました(マジメにやれよ)。
しかし兄さんの云っていた位置を何度見ても、80近い〈花屋のおきんさん〉よろしくのおばあさんの姿しか見当たりませんのです… (-_-;)
「!?…いや、事に拠ると兄さんは此の人と付き合われていたのかも知れない…」
と、そんな事ばかり延々と考えながら(マジメにやれってば)…
5分くらいマクラをふっていた所為か、ネタは自然と『宮戸川』に入ってしまいました。
…が、大変いいお客様でドカドカ笑って下さったのです! (>_<)
名人になった気分で高座を下りて、早速兄さんに確かめると…
「見てる処が全然違う。第一王楽さんと俺って同い年じゃん!」
…しいましぇん m(__)m
仲入りはさんで、ジェミー先生のマジック!
「Write down here!」など綺麗に英語云ってた方が急に…「何そこゴチャゴチャ云ってんのよ!」には、笑いました。
トリの好楽は『親子酒』。
江刺と花丸家に幸あれ…。

王楽さん、【江刺寄席】では気持ちよく噺ができたみたいですね。花丸さんとは本当に仲がいいようです。打ち上げ会でもふたりは楽しそうに話をしていました。
王楽さんのブログを読むと落語漬けの毎日で、心から落語を愛しそれに打ち込んでいる姿が、軽妙な文章の間からひしひしと伝わってきます。


王楽さんと花丸さんに幸あれ…。