旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

山茶花と椿

山茶花

旭亭の山茶花がやっと咲き始めました。
山茶花と椿、私は見分ける自信がありません。ただ、一般に山茶花の方が咲く時期が早いので、年内に咲くのが山茶花で、年が明けて咲くから咲くのは椿と、勝手に決めています。しかし、早咲きの椿もありますから、そうとばかりは言えないのですが‥‥。


椿は日本だけで二千種もあると言われていますが、町で見かける品種は僅かです。それに、山茶花と違って優雅な名前が付けられていますので、それごと覚えてしまえば山茶花と間違えることはありません。侘助や羽衣、老松などです。それと地名を冠した大島椿や、肥後椿なども覚えやすい。


椿の学名は<カメリア・ジャポニカ>といい、カメリヤは椿をヨーロッパに紹介したイエズス会の助修士、ゲオルグ・カメルにちなんでいます。この名前から考えると、カメルは日本から椿を持ち帰ったように思えますが、実際はフィリピンのものだったそうです。
オペラ「椿姫」は有名ですが、原題とは違っています。小さい頃住んでいたアパートの隣室の音楽教師が、よく「乾杯の歌」を歌っていましたっけ。