旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

東京お墓散歩

天徳院の六地蔵

昨日は前日の冷たい雨があがり、すっきりとした晴天でした。風は激しかったのですが午後から散歩に出かけました。中野区上高田の寺町を目指しましたが、目的はお寺ではなく、お墓見物です。


中野駅周辺はいつもながらのすごい人出でした。サンモール、ブロードウェイを抜けると早稲田通にぶつかります。その早稲田通を新宿方向に歩きます。この道を歩くのは始めてですが人通りは少なく、歩きやすい道です。
新井を過ぎ、上高田に入ると古い民家が見受けらます。そう言えば、この近くには童謡「たきび」に「かきねのかきねのまがりかど」と歌われた鈴木家の垣根が今でもあるはずです。


寺町に着きました。お寺がずっと続いています。
まずは天徳院です。ここには梶川与惣兵衛のお墓があります。
梶川与惣兵衛は江戸城松の廊下で、吉良上野介に斬りかかる浅野内匠頭を抱き止めた人です。三波春夫の歌謡浪曲「あゝ松の廊下」から一節を引きます。

放して下され梶川殿 五万三千石 家をも身をも省みず上野介を討つは 将軍家の御威光と役職着て 私利私欲に走る人非人を斬る為じゃ その手を放して討たして下され梶川殿!!

当然のことをした梶川さんですが、忠臣蔵の中では評判が芳しくありません。「なんで止めたんだよ、あの野郎。」なんて言われています。


墓地に入ります。右側には立派な六地蔵があり、雰囲気が一変します。
が、梶川与惣兵衛のお墓、見つからなかったのです。墓地の真ん中には仕切があり、それから先へは行けません。たぶん向こう側にあるのでしょう。お寺にお願いすれば入れてくれるのでしょうが、今日は先を急ぎますので断念いたしました。