旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

あれをなんと呼ぶのだろうか?

母が作る湯豆腐(=鱈ちり)では、鍋の真ん中にアルマイト製のタレ入れが置かれていました。深めのコーヒーカップくらいの大きさで、底には倒れないように直系10センチほどの丸い板が付いていました。あれをなんと呼ぶのか、正式な名称を私は知りません。
その中に鰹節を入れ、醤油をかけ鍋のお湯を少し加えます。湯豆腐ができあがるころにはダシが出て、タレも暖まっています。それを薬味のネギの入った小鉢に取り、湯豆腐のつけ汁にするのです。


何人かの人にタレ入れのことを聞いてみたのですが、まったく知らないか、そのようなものがあったことは記憶にあるが使ったことはない、との答えしか返ってきませんでした。また、旅館や居酒屋で食べる鍋料理に、それが使われているのを見たことがありません。
名前を知りたいのはもちろんですが、まだ売っているのなら、なんとか手に入れたいものです。