旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

夢の中のRPG

昨日、ゲームのことを考えたせいか、夢の中にゲームが登場しました。
新しいRPGゲームを夢の中でプレイしたのです。このゲーム、1万8千円といういい値段だったのですが、高いのには理由がありました。


私はRPGが結構好きで、ドラクエシリーズはほぼ発売と同時に購入し、夜を徹して遊んできました。
すべてをクリアしたと言いたいのですが、Ⅶだけは終わらせることができていません。石版を1枚、集めることができなかったのです。それでもゲームは進んでしまい、どこで欠けているそれを集めそこなったのか、わからなくなってしまいました。もちろん復讐戦はするつもりです。
ちなみに、攻略本は使ったことがありません。*1


さて、夢の中のRPGの話です。
名前のないこのRPGは、ゲーム機ではなく付属のおもちゃで始めます。どうやらそれをクリアしてから、デフォルトの設定が決まり、本格的にスタートするみたいでした。

白いプラスチックの戦車を手で押しながら付属のジオラマの中を進むと、最初のザコキャラが出てきました。ただの白いお皿とカップで、顔もなければ攻撃もしてきません。これを戦車についているボタンを連打して倒すのですが、やはりこれも白いプラスチックの弾丸はうまく命中しません。連打のタイミングがつかめていないからなのですが、そのうちに食器はガチャガチャと音を立てて逃げてしまいました。
それ以後もサラダボールやケトルなどが現れましたが、どれも倒すことができずにゲームオーバーとなってしまいました。


ゲームの舞台となるジオラマは実物大で、たくさんの部屋があり、それぞれが意匠を凝らしたものでした。
その中を歩いてみたのですが、モダンなキッチンや立派な家具が置かれた応接間、さらにはなにやらオカルト風の暗い部屋などが並んでいました。これで高価だったわけがわかりました。
散らばった弾丸を再利用するために、箒で集めている途中で夢から覚めてしまいましたので、このRPGのストーリーは残念ながらわからずじまいでした。


ただ、プラスチックの戦車には見覚えがありました。
子供のころに見た、池上本門寺の祭礼の露天で売っていたものに似ているのです。それはプラスチック製ではなく、白木でできていました。弾丸も木製で平べったい円形です。それを何枚か頭部にある穴に入れ、後ろのツマミを引いて発射させるのです。このオモチャは戦車型のピストルのようなもので、戦車自体は走りません。
この露天はこれだけを商っていました。若いお兄さんが歌うような調子で口上を述べながら売っていたのが、今でも印象に残っています。

*1:いい歳をして、どっちでもいいことを自慢している私です。