旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

途中下車

国立科学博物館

江刺からの帰りに上野駅で途中下車し、国立科学博物館に行ってきました。理由があってのことではありません。新幹線が大宮を過ぎたころ、ふと科博に寄り道しようと思いついたのです。


40年以上来ていなかったのかな。入口の場所からして変わっていました。もちろん、展示品も初めて見るものばかりです。
本館の建物は昔のままです。今春、「日本館」としてリニューアルオープンしたとのこと。
展示は整然として、わかりやすいものでしたが、子供のころに感じた、わくわくするような不思議なおもちゃ箱のイメージはそこにはありませんでした。ボランティアの解説員が多いことも、以前とは違っています。


ミュージアム・グッズの売り場も広く明るくなっていましたが、ここでは少し<昔>にひたることができました。以前本館の地下にあった売り場は、私の科博に来る目的のひとつだったのです。買ったのは鉱物標本などでしたが、珍しい海外の昆虫標本や、本物の化石に憧れていました。
それらは今も売られていました。買うことは簡単なのですが、憧れのままにしておくことにしました。
「日本館」の展示品のフィギアがカプセルに入って売られていましたが、こちらは値段も手頃でちょっと欲しくなりました。でも、修学旅行の中学生に混じってガチャガチャはできないなぁ。


上野公園の新緑もきれいで、束の間の休息を満喫してきました。
となりの東博ダ・ヴィンチの「受胎告知」で混み合っていますから、GWは科博がお薦めです。