旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

王楽さんの「読書の時間」を聞く。

昨日は「両国寄席」に行き、落語を楽しんできました。
ATCメセナ事業【江刺寄席】のプロデューサーである三遊亭王楽さんが出演していましたので、【江刺寄席】のチラシとチケットを届ける用事も一緒にすませてきました。


仲入り後に登場した王楽さんの演目は、桂三枝作の「読書の時間」でした。
実は【江刺寄席】の打合せのときに、私は彼に「読書の時間」をリクエストしたのです。が、【江刺寄席】では王楽さんの古典落語を聞きたがっているお客さまが多かったことを思い出し、それは取り消すことにしました。
たぶん王楽さんは、そのようなことがありましたので、「読書の時間」をかけてくれたのでしょう。
彼自身気に入っている噺なので、面白かったのですが、なんだかいつもより元気がありません。このところ、自ら主催した大きな会が続いていたことや、その直前にカゼで高熱が出たことなどが影響しているのでしょう。


昨日の主任は三遊亭愛楽師匠、賑やかで楽しい高座でした。長い爆笑マクラの後に始まったのは「悋気の火の玉」。本編もクスグリ満載で会場は笑い声に包まれていました。


昨年の【江刺寄席】に来てくれた桂花丸さんも出演するはずだったのですが、残念なことに休演でした。