楽器やアンプを置いてある私の部屋(狭義の旭亭)にはエアコンがありません。練習をしていると、楽器が汗まみれになってしまいます。楽器自体は汗をぬぐっておけばいいのですが、弦はそういうわけにはいきません。
で、弦の交換と調整をしました。
多いときには10本あったベースですが、だいぶ整理して今は5本しかありません。4弦が2本、5弦が3本(うち1本はフレットレス)です。別な分け方をすると、パッシブが2本、アクティブが3本(うち1本はフレットレス)となります。
楽器の状態には波があり、使う私の音の好みも結構変わりますので、お気に入りは一定していません。そんな中で最近絶好調なのがTobias(5弦)です。ギブソンの傘下に入り、日本の代理店も山野楽器となった後期のTobiasですが、楽器の仕上げはとてもきれいです。バルトリーニのピックアップが拾う音は深々としていて、指弾きに向いています。特筆すべきは、34インチスケールにも関わらず、E以下の音がきちんと出ることです。
ほかの2本ではこうはいかないので、5弦はフィンガーレストになりがちです。まあ、それもひとつの使い方ではあるのですが‥‥。
以前も書きましたが、私はジャズベースを持っていません。ヴィンテージはとうにあきらめています。カスタムショップ製、できればマスタービルダーの手になるものを欲しいのですが、それでも高すぎます。
どうしようかな。