旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

あのときに

旭亭近辺

三日ぶりに地面に足をつけました。ご近所散歩です。風はありましたが、それほど寒くはありません。
普段は歩かない道を通り、中央線の線路際に降りました。超望遠レンズをつけたカメラを三脚に据えた、鉄っちゃんの一団がいました。年末なので、いつもと違った車両でも通過するのでしょうか。
旭亭に戻る途中にある雑木林のような公園のベンチでは、ホームレスの男性が毛布にくるまって寝ていました。私よりは若い人のようでした。
ホームレスを見ると、同情というのではないのですが、人ごとではないような気になります。私の人生のいくつかの場面で、ひとつボタンを掛け違えていたなら、あのようになっていたのではないか、と思えてならないからです。
掲載の写真はその近くで撮りました。


今年は、叔父の死がありましたが、私にとっては珍しい穏やかな一年でした。そんな一年でありながら、何の進歩もなかったというのは恥ずかしい限りですが、これからの生き方を考えることは多々ありました。
願わくは、新しい年にそれが実行されんことを。