昨日から雨が降っています。菜種梅雨というのでしょうか。
菜の花と聞くと、中学校に入学したばかりの理科の授業を思い出します。あのころの中学校の理科は、第一分野と第二分野に別れていたのだけれど、今はどうなっているのでしょうか。で、生物はどっちだったんだろう？
「来週のこの時間に菜の花の解剖をしますので、各班は数本の菜の花を用意してください。」
そう教師が言いました。花屋で売っていると簡単に考えていたのですが、誰かが「菜の花は売っていないよ」と言いました。「原っぱに咲いているのを見たことがある」と別の声。
私は菜の花自体を知りませんでした。菜の花のおひたしなんて、食べたこともなかったのです。
みんなで手分けをして、菜の花をさがしました。結局、私たちの班は見つけることができませんでした。でも、翌週の授業では菜の花の解剖（その言い方がなんとなく不思議でした）をしたことは確かです。誰かがたくさん持ってきてくれたのかな。
菜の花は十字花植物である、今でも覚えています。
