旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

斎藤さんの「本の本」

斎藤美奈子さんの著書はほとんど揃えているのですが、彼女の本を読むきっかけとなったのは朝日新聞に掲載されていた書評でした。日曜日の読書頁ではなく、平日の文化欄に書かれていたそれです。いくつかは切り抜いて、今でも手元にあります。もちろん、紹介されていた本もだいぶ手にしました。
そんなわけで斎藤さんの書評集「本の本」、買っちゃいました。1994年から2007年にかけて書かれた書評が730頁の本にぎっしりと詰め込まれています。
厚い本ですがペーパーバックのような紙なので、持ち重りはしません。カバーはいつもの斎藤さんの本と同じようなデザインなのですが、それを外すとなんと!、書店で見てください。
栞紐が二本なのが親切です。でも私は三本欲しかったな。その色が赤と青、動脈と静脈です。
書評集の書評は必要ないですよね。


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