旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ペットあれこれ

ともに暮らした犬のポン

その気はまったくないのですが、熱帯魚を飼おうとする夢を見ました。
私は水槽の匂いが嫌いです。ですから夢も、熱帯魚を飼おうとして水槽を据え付けたところで終わりました。


子供のころは金魚すくいで取った金魚を飼っていました。最近の金魚すくいの金魚は病気持ちや奇形がほとんどですが、あのころの金魚は元気で、水替えとえさを欠かさなければ長生きしたものです。
子供たちが小さかったころはベランダにひょうたん池を置き、金魚を飼っていました。病気の金魚が多く、数日で死んでしまい困ったものです。


娘の飼っていた犬を預かり、数ヶ月ともに暮らしたことがありました。旭亭に越してくる少し前のことです。
犬猫は飼ったことがなかったので最初はとまどいましたが、幸いなついてくれましたので、楽しい生活を送ることができました。散歩好きの犬で、「散歩」と言うだけでそわそわしていましたっけ。
旭亭ではペットの飼育を禁じられています。たまに、あのころは楽しかったなぁと思うことはありますが、飼う気にはなりません。


私の育った東京の下町は猫が多いところで、家では飼っていませんでしたが、しじゅう近所の猫たちが遊びに来ていました。なかには泊まっていく猫もいます。
隣の家の猫は、子供が生まれると必ず我が家に連れてきてお披露目をしていました。戸が閉まっていると、咥えてきた子猫を下に置いてにゃーと一声なき、戸を開けさせたものです。そして私の前に子猫を置き、次の子猫を連れに家に戻るのです。それは子猫の数だけ繰り返されました。
毛糸玉のような子猫はかわいくて、子猫同士でじゃれあう姿は見飽きることがありませんでした。