久しぶりにウイスキーを買ってきました。サラ・パレツキーの小説の主人公ヴィクを気取ってブラックラベルです。
風呂に入り<大人の時間>です。小さめなグラスにウイスキーを半分ほどつぎ、常温の水を少し加えます。スコッチはストレートよりも水をたした方がいい香りがする、と何かで読んだことがあります。試してみたら確かにその通りです。以来、ストレート・ノーチェーサーはやめました。ただ、これには欠点がひとつだけあります。飲み過ぎてしまうことです。
音楽はキング・カーティス。飲みながらこれを聞きたかったんだ。
ん、んんん、なんだかしっくりしないなぁ。1曲目でストップです。
こんなときはこれを聞くに限ります。ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリの演奏する「マイナー・スイング」です。
ラインハルトと私は誕生日が同じです。が、彼は私が生まれた翌年に亡くなってしまいました。
渡辺香津美は「ギター・ルネッサンス」というアルバムで、この曲を演奏しています。メドレーの2曲目で、その前にジョン・ルイスの名曲「ジャンゴ」が置かれています。
これもいいのですが、ギターの音が鋭すぎます。それにこの曲に魅力は、なんと言ってもグラッペリのヴァイオリンにあります。
すっかり気持ちよくなってしまいました。
- アーティスト: ジャンゴ・ラインハルト
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2003/03/26
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (17件) を見る