旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

マイナーでスイングして

久しぶりにウイスキーを買ってきました。サラ・パレツキーの小説の主人公ヴィクを気取ってブラックラベルです。
風呂に入り<大人の時間>です。小さめなグラスにウイスキーを半分ほどつぎ、常温の水を少し加えます。スコッチはストレートよりも水をたした方がいい香りがする、と何かで読んだことがあります。試してみたら確かにその通りです。以来、ストレート・ノーチェーサーはやめました。ただ、これには欠点がひとつだけあります。飲み過ぎてしまうことです。


音楽はキング・カーティス。飲みながらこれを聞きたかったんだ。
ん、んんん、なんだかしっくりしないなぁ。1曲目でストップです。
こんなときはこれを聞くに限ります。ジャンゴ・ラインハルトステファン・グラッペリの演奏する「マイナー・スイング」です。
ラインハルトと私は誕生日が同じです。が、彼は私が生まれた翌年に亡くなってしまいました。


渡辺香津美は「ギター・ルネッサンス」というアルバムで、この曲を演奏しています。メドレーの2曲目で、その前にジョン・ルイスの名曲「ジャンゴ」が置かれています。
これもいいのですが、ギターの音が鋭すぎます。それにこの曲に魅力は、なんと言ってもグラッペリのヴァイオリンにあります。


すっかり気持ちよくなってしまいました。


ジャンゴロジー~スペシャル・エディション

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