第三回【江刺寄席】が迫ってきました。
準備は順調に進んでいますが、先日会場である「ささらホール」に、出演者の方から釈台を用意して欲しいという電話がありました。釈台とは講談の人が使う小さな机のようなものです。
あいにく「ささらホール」には釈台がありません。近くのホールに聞いても、ないということでした。
館長から私に、どうしたらよいかと問い合わせがありましたので、なんとかすると答えました。
江刺には岩谷堂箪笥という名産品があり、それを製造販売する店も何軒かあります。が、指物師に頼むほどの予算もありませんし、当日に間に合うかどうかもわかりません。そこで、知り合いの工務店で作ってもらうことにしました。
【江刺寄席】の高座には真新しい釈台が置かれるはずです。さてどなたが使うのかは、当日のお楽しみということで‥‥。
