旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ほれた弱み・2

私の買ったアップルのワイヤレスキーボードは不良品でした。数分さわらないでいると、接続が切れてしまうのです。
節電のためにそのような仕様になっているのか、他社製の Bluetooth だから切れてしまうのか、「やっぱりワイヤレスとは相性が悪いんだな」と諦めかけていたのですが、マニュアルをよく読み、不良品であることがわかりました。
LED は使用中ずっと点灯していなければならないのですが、私の一目ぼれキーボードさんはスイッチを入れたときにしかつかないのです。つまり通電していないということです。


アップルの製品は初期不良でも購入店では交換してくれません。購入時に説明を受けていますので、アップルケアに電話しました。なかなか繋がらないのではないか、と懸念していましたが、一回で繋がりました。
応対の方の質問に答えます。すぐに「不良品なので交換してください」とはいかないようです。なんと Mac 本体のシリアル番号まで通知しなければなりません。初期不良であることを知らせるまでに10分以上もかかりました。
ところがです。「私には判断できかねますので、別の部署にお繋ぎいたします。少々時間がかかりますが、そのままでお待ちください」と言うではありませんか。
待つこと5分。またあれこれあり、やっと「初期不良ですの交換いたします」というありがたいおことばがいただけました。ここまでで20分です。
実際にはこれだけではすまなかったのですが、あまり書くとクレーマーと思われますので割愛します。


私は初代 iPod の修理でアップルケアを使ったことがあります。そのときは当日か翌日に運送会社が修理する iPod を取りにきてくれて、数日で戻ってきました。
今回、交換品の届く日は指定できませんでしたが、二、三日後には届くだろうと思っていました。
1週間後である昨日になっても、まだキーボードの交換品は届いていません。アメリカから船便で送ってくれるのかもしれませんが「不良品を売っておいて、これはないだろう」といささか腹をたてています。


一度販売した製品の交換、修理はすべて自社で行うというアップルのやり方には文句は言いません。ただし、それには迅速な対応が不可欠です。
小さな私たちの会社ですが、不良品はできるだけ翌日には交換するようにしています。それも在庫品を送るのではなく、新たに製作しての話です。