昨日の新聞でパナソニックが三洋電機を買収すること知りました。家電はパナソニックのひとり勝ちみたいですね。
その予感はありました。(ここで企業分析など期待しないでくださいね。)
私が通勤で乗るJR線の車内のテレビで、しばらく前からパナソニックの広告が流されています。緑の飛行船に乗った私ぐらいの年齢の男性(3Dアニメ)が、あちこちのエコ対策を見てまわるという内容で、最後に同社のエコ家電が紹介されます。
垂れ下がった髭を生やした、いかにも人の良さそうな顔をした船長、これだけでも私はうんざりしてしまいます。*1
その彼が、これまたなくても全然困らないものの代表のような飛行船に乗ってゴタを並べるのですから、朝からこんなものを見せられた日には、勤労意欲が一挙に失せてしまいます。
でも、エコ家電とはうまいところを突いています。さすがに宣伝の松下です。
これは結構売れるだろうな、そんな気がしていました。
私が指名買いしたパナソニック製品は、ライカのレンズを搭載したデジカメ(一眼レフではありません)くらいです。昔、テクニクスのオーディオアンプを買ったことはありましたが‥‥。
その広告の中のエコ対策に、照明器具を変えるというものがありました。壊れたものを買い換えるのならわかるのですが、どうもそうではなさそうでした。
どうやら松下エコというものは、もったいないという考えとは対立するようです。*2
照明といえば、旭亭では30Wのハロゲン電球の卓上スタンドだけでこと足りています。一応蛍光灯ランプはぶらさがっていますが、使うことはほとんどありません。ハロゲン電球は5年以上使い続けていますが、まだ持ちそうです。こんなに安くて長持ちするものを、エコ照明器具に取り替える気はありません。
「究極のエコはセコである」とは、いしいひさいち氏の漫画「ののちゃん」でおしげばあさんたちのシルバー会が採択したテーゼですが、私もまったく同感です。*3