旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

新規開店

最近はめったに行くことのない古書店ですが、夢の中にはよく出てきます。
私の夢の中の町には、おなじみの古書店が数店あり、毎回少しずつ姿を変えながらも、継続して営業しているようです。そこに新しい店が加わりました。


その店は文庫本の専門店です。それ自体は珍しくありませんが、並んでいる文庫本が実際にはないものばかりなのです。
ちくま文庫が個人全集を出していますが、ハードカバーでしか出版されていないそれや著作集が、分厚く古びた文庫本になって、狭い店を埋め尽くしていました。
店主は(店員かなぁ?)二十代と思しき眼鏡の女性です。彼女がただものでないことは、一目でわかります。店内の本のすべてを読破しただけでなく、その内容に通暁しているはずです。
店内には、彼女に古本勝負(意味不明)を挑もうとする客の姿もあります。


さてこの古書店、夢の町に定着してくれるといいのですが‥‥。