旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

どす黒い

目覚めてすぐに頭に浮かんできたのは「どす黒い」ということばでした。「どす黒い」ものを思い浮かべたのではなく、品詞分解ができるのだろうかと考えたのです。
「ど・す・ぐろい」?「どす・ぐろい」?それとも「どすぐろい」?


正解は一語の形容詞だったのですが、それじゃおもしろくありません。
私は三語説でした。
「ど」は接頭語で「す」は助動詞、「ぐろい」は形容詞「くろい」。
二語説も考えました。
「ど」は名詞で、弩級の弩と同じです。つまりドレッドノートのことなんですが、そうなると「す」が助動詞では藝がありません。で、弩の複数形ということにしちゃいました。


たぶん二語説の元ネタは落語「千早振る」の「とは」にあるようにな気がしています。


(二語説、三語説とも文法的にはありえないことは承知していますので、それについてのご批判はご容赦ください。)