演奏する機会がなくなり、楽器の手入れをずっと怠っていました。
この季節、湿度が高いので心配になり、久しぶりに調整することにしました。ベースはたまには弾いていましたので、ギターからはじめました。
湿気で気になるのがネックです。逆反りになりがちなのです。反りを直すのは自分でもできますが、私はリペアに出すことにしています。ロッドの調整だけでは十分ではないことに気づいたからです。
幸いなことに、どのギターにも反りはありませんでした。新しいものではないので、木も安定しているのでしょう。
調整が終われば演奏したくなります。ギターアンプは持っていないのですが、ベースアンプがその代わりになります。ベースアンプの音域は広く、キーボード用に使う人もいるくらいなのです。
私の使っているベースアンプは YAMAHA の BBT500-115 で、出力は 250W です。その前は Fender の BassMan 100 を使っていたのですが、数々のライヴでボロボロになってしまいました。
実は YAMAHA のアンプはライヴで一度も使っていません。そのころから開店休業になってしまったのです。一度くらいはステージに乗せてあげたいな。
さてと、お決まりのAのブルーズで音のチェックです。はじめはコードで。ザック、ザックとシャッフルをきざみます。これが最高に気持ちE。
そして音数を減らしたバッキング。これはおかずを入れておしゃれに決めたいですね。
次はもちろんリードプレイ。マイナーとメジャーのペンタトニック・スケールを使って、納得のいくまで弾きます。間違えるのはご愛敬。「いやー、おれベース弾きっすから」と言えばすむことです。(誰もいないところで、そんな言いわけをしていたら「湯屋番」ですがね‥‥。)
で、シャッフルに戻っておしまい。
本格的に練習するときはキーを変えてこれを繰り返します。ブルーズの場合、すべてのキーをやらなくても大丈夫です。私はEとG、それにB♭の四つくらいしか練習しません。
ギターを弾くのは楽しいですね。ベースだけでは音楽になりません。最近はベース一本ですばらしい音楽をやっている人が増えていますが、私にはあれほどのテクニックはありません。
当分はリズム・マシーンを相棒に、ギターを弾いていようかな。
あっ、お題は千賀かほるさんの一発ヒット「真夜中のギター」からいただきました。