旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ワカンナイ

桜井哲夫「『戦間期』の思想家たち」を再読しているときに、第一次世界大戦について自分がなにも知らなかったことに気づきました。いつものことなのですが、なんで知らずにすませていたのだろうかと、自己嫌悪に陥ってしまいました。


何冊かの本を読み(ざっと目を通しただけの本が多かったのですが)、おおまかな知識を得ることができましたが、今度は<ワカンナイ状態>に陥ってしまいました(同じ動詞をあえて使用しました)。


<ワカンナイ状態>とは、井上陽水宮澤賢治に対して「君の言葉は誰にもワカンナイ(略)君の時代が今ではワカンナイ」と歌った「ワカンナイ」(「LION & PELICAN」に所収)からパクったもので、書かれていることはわかるのですが、ストンと理解できないことを指します。


さらに話題は逸れていくのですが、陽水はこの歌を作っているときに、賢次の「雨ニモマケズ」のテキストが手元になく、沢木耕太郎に「ぼくの友人でこの詩を知っているのは君くらいだろう」と電話で問い合わせたそうです。沢木も賢次の本がなく、暗唱もできなかったので近所の書店に走ったとか。
どうでもいいことですが、私は暗唱できます(「永訣の朝」もね)。


とまれ第一次大戦とその戦後処理が、現代の諸問題と繋がっていることだけは理解できました。第二次大戦についても、ヨーロッパに視点をおいて、再考する必要がありそうです。


若いときにバカやっていると、歳をとってから知らないことだらけで憤死したくなるよと、若い人に遺言しておきましょう(そんなことクダクダ言ってる暇があったら勉強しろっての、先がないんだよ)。


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