旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

【江刺寄席】開口一番

三遊亭好吉さん

開口一番は好楽師匠の四番弟子、今年の6月に入門したばかりの三遊亭好吉さんです。
なんでも某国立大学の大学院を中退して噺家になったとか。お会いするのは初めてですが、思わず「この親不孝者!」と叱ってしまいました。


「好吉、父さんの目の黒いうちは、この家の敷居を跨ぐでないぞ。」
「誰がこんなぐるぐる回る化け物屋敷の敷居なんか跨ぐものか。」
なんて会話はありませんでしたが‥‥。(私、彼の父親じゃないしね。)


爽やかな好青年です。好青年はATCの専売と思っていましたが、好楽一門も売り物にしているようです。
とても23歳には見えない落ちついた風貌ですが、この商売、小学生と間違われるよりはいいでしょう。


小咄をみっつ、語ってくれましたが、まだ初高座から3ヶ月しかたっていません。評するのは野暮というもの。来年は落語を聞かせてくださいね。


いつもなら会場が少しずつ暖まり始めるのですが、開演前の出演者やスタッフの熱気がお客さまに伝染したのか、暖かいを通り越して暑いこと、暑いこと。