旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

文楽が見たい。

渡辺保の「江戸演劇史」を読んでいて、歌舞伎ではなく、文楽が見たくなりました。


二十代のころは三宅坂国立劇場(小劇場)でよく文楽を見ていました。が、近松門左衛門の心中ものだけを選って見ていましたので、とても文楽を見たとは言えません。
時代なんでしょうね。文楽は門左衛門、歌舞伎は南北が若者のファッションだったのです。


なんでも、南北の「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」がまたブームだとか。今月も新橋演舞場の花形歌舞伎でやっています。


現在の歌舞伎は見る気がしませんが、江戸時代の歌舞伎台本をじっくりと読んでみたいな。以前は円本の全集を揃いで持っていたのですが、残念なことに処分してしまいました。