旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

お登紀さんのコンサート

昨日は立川市市民会館の加藤登紀子コンサートに行ってきました。このホールでのコンサートは6年ぶりで、前回も私は見ています。
今回の席は一番前の真ん中で、お登紀さんがアンコールで「百万本のバラ」をしゃがんで歌ったときなどは、自分だけに囁きかけてくれるような気がしてしまいました。


前回のコンサートは「三度目の成人式」(by お登紀さん)を記念したもので、たくさんのヒット曲が網羅されていました。
今回は「45Th Anniversary」とクレジットされていましたが、マキシシングル「1968」の曲を中心に、ソングライターとしてお登紀さんに焦点をあてたメッセージ色の強いコンサートでした。


バックは3名。センチメンタル・シティー・ロマンスの告井延隆(ピアノ&ギター)、細井豊(キーボードほか)にヴァイオリン奏者が加わっていました。


正直なところ(一番前で聞いたこともありますが)緊張したコンサートでした。1968年を肯定的に捉えようとするお登紀さんの主張を前面に出した構成だったからです。
私とお登紀さんの考えはだいぶ違っていますが、でも感動は前回を凌ぎました。
聞こえる曲はラブソングばっかり、そんなのはもう飽き飽きです。


「以前(浅川)マキにあなたの曲を歌わせてよと言ったら『ダメ』と断られてしまいました。でも、今ならいいよね。」
と言って弾き語りで歌った「少年」にぐっときてしまいました。