昨日に引き続き、旭亭でお昼寝と読書です。割合は三対一、苦手な分野の本を読むときはどうしてもそうなってしまいます。
長谷部恭男「憲法と平和を問いなおす」がその本ですが、立憲主義というものをうまく捉えることができません。このごろ常に感じている、恣意的に本を読んできた酬いです。自分を恨むしかありません。
書棚をあさっていたらもう一冊、憲法に関する本が出てきました。樋口陽一の「『日本国憲法』まっとうに議論するために」です。立憲主義についても触れていて、こちらの方がずっと読みやすそうです(って、一回読んでんだろ)。
巻末の読書案内に長谷部の「比較不能な価値の迷路−リベラル・デモクラシーの憲法理論」(東京大学出版会)が紹介されていました。これ、読みたいなー。
とりあえず手持ちの二冊を完読することにします。こんな暑苦しい日に、よりによってこんな本たちとつきあうとは何の因果か‥‥。
額と頭にいっぱい汗をかいてがんばります。頭はもちろん冷や汗です。
- 作者: 樋口陽一
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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