旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

うーん、これできたか。

主任の好の助さんは「浜野矩随(はまののりゆき)」です。


先代円楽から当代に受け渡された円楽一門のトリネタですが、私にはこの噺のおもしろさが一向にわかりません。
名人誕生秘話といっていいのでしょうが、母親の死(好の助さんは蘇生させていました)と名人としての腕を交換したような結末で、後味がよくありません。笑えるところも、カッパ狸の彫り物くらいです。
まあ、これは好の助さんの責任ではありません。


大事な場面で言い間違いはありましたが、落ち着いたいい口調になってきました。
二つ目時代は噺をたくさん覚えることと、自分のリズムを掴むことが肝心と私は考えています。好の助さんは噺をどんどん増やしていますし、どうやらリズムも掴みかけているようです。
次は「大工調べ」なんて聞いてみたいですね。