旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ボケは許してもらえても

最近出版された日本の近代史の本を数冊同時に読んでいます。1冊は通史で、ほかはテーマを掘り下げたものです。
アメリカ人の研究者の本も2冊あるのですが、どちらも資料の収集量に圧倒されます。珍しい文献も数多く引用され、あの人がこんな発言をしていたのかと驚くこともしばしばです。


まだすべてを読み終えていませんし、常識的な知識にも乏しいので、頭の中が混乱しています。
この便りに何度も自分の無知さについて書いていますが、このごろはそれを恥じる気持ちが前にも増して募ってきています。
そう考えると、焦りでいてもたってもいられなくなるのですが、特効薬などあるはずもありません。根気強く本を読み、それを咀嚼し考え続けていくしかありません。


ボケは許されても無知は恥じるべきと、(手加減しながらですが)自分を叱咤激励しています。