旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

11日の記(承前)

倒れた書棚

事務所を出てから1時間ほどで旭亭のある建物に着きました。
エレベーターは停止していました。12階まで歩かなければなりません。以前は23時になるとエレベーターは各階に止まるようになっていましたので、それが面倒くさくて歩いたことがありました。


息を切らしながら階段を昇り、旭亭の前に来ました。ドアを開けたとたん、私の予想が大甘だったことに気づかされました。
下駄箱が倒れ、靴などが散乱し、玄関に入ることができないのです。


なんとか隙間をつくり、部屋に入りました。床は瓦礫の山のようでした。
写真は狭義の旭亭(私の部屋)の様子です。レール式の書棚が倒れていました。本の重量で書棚は大丈夫だろうと思っていたのですが、違っていました。


翌日、ほかの部屋はなんとか片づけたのですが、旭亭は現在もほぼこのままです。書棚の下部が折れてしまい、持ち上げて立てかけることができないのです。
本だけは廊下などに雑然と積み上げてありますが、書棚の撤去は業者に頼まないと無理でしょう。


そんな部屋の中でこの便りを書いています。旭亭が元に戻るのは数ヶ月先でしょうが、その前に私の中に大きな変化が起こることは確実のようです。