旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

遊びたいなー

なんだかずーっと遊んでいないような気がします。地震とは関係なく、ずうっと。
居酒屋はひとりで行くことが減り、ほとんどが仕事の延長になっています。町歩きは、この便りのネタ探しみたいになっちゃたし、演藝を見ても「この人、【江刺寄席】でうけるかな」なんて考えてしまいます。
芝居も映画も音楽も、出かけて見る(聞く)ことがまったくなくなってしまいました。もちろん、それだけが遊びじゃないんだけどね。


社会人になったころは、55歳を過ぎたら年金暮らしで好きなことをしようなんて(当時の誰もがそうであったように)思っていたけど、このごろは「やっぱり、男はいくつになっても仕事だよ」と、これまた誰もが言うことをしたり顔でつぶやいたりしちゃってさ、まったく時代の虜で、いくら振っても遊びのあの字も出てきません。


遊びって、心をからっぽにすることかもしれない。
今はそれがずっと遠くにあるようだけど、掴もうとしないと、絶対に後悔するんだろうな。それがわかっていたら、後は……。