旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ファウストとハーンのCD

イザベル・ファウストヒラリー・ハーンのCDを数枚買いました。輸入盤で、どれも千円もしません。円高のせいもありますが、少し前の録音はボックスや軽装版にして安く売るなど、売り方にも工夫が感じられます。


ハーンのCDデビューはバッハの無伴奏だったんですね。吉田秀和が絶賛していたのを思いだしました。ファウストと同じ曲目ですが、パルティータ第三番をトップに持ってきたのはいかにもソニーらしく、その後ハーンがグラモフォンに移籍するのもむべなるかなです。
今はファウストの演奏の印象が強すぎて、耳が受けつけそうもありません。ちょっと待っててね、です。


ハーンはライナーノーツを自ら書いているのですが、私にも読めるわかりやすい英文で助かりました。内田光子も書きますが、音楽評論家の代わり映えのしない曲目解説よりもずっといいですね。