旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

モロノハ行きのバス

こんな夢を見ました。
私は二十代のようで、東京の東のはずれにある町に住んでいます。朝、出勤のためにS駅行きのバスを待っていました。
バスはすぐに来ました。乗ると中の様子がいつもと違います。電車みたいなのです。私のあとに数人が乗りましたが、まだ空いている席があります。通勤時間帯はいつも満員なのですが、どうしたわけでしょう。
「発車します。このバスはモロノハ行きです。」
運転手がアナウンスしました。モロノハ?ここに停まるのはS駅行きのバスだけのはずです。
まあいいか。駅までは一本道だから、途中で降りればいいさ。
ところがバスは見慣れない町並を行くではありませんか。家の多くが表面に緑青のふいた看板建築です。
すぐに降りないと、と思っているうちに目が覚めました。モロノハという地名は実際にあるのでしょうか。