旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ルビ

テレビドラマ好きの私は、新聞の朝刊はテレビ欄から目を通します。
今日の読売新聞の番組紹介欄はNHK・BSプレミアムの「大岡越前」でした。早速予約です。
紹介文の「入牢」に「にゅうろう」とルビが振ってありました。私は「じゅろう」と読みますが、「にゅうろう」でも間違ってはいません。「入水」は「じゅすい」としか読みませんが。
この文を書いた記者は、なぜわざわざルビを振ったのでしょうか。「じゅろう」ならわかります。そういう読み方を知らない人もいるでしょうし、「私はにゅうろうと読みたくない」という意思表示にもなります。
日本の古代史の本を読んでいて、気になった読み方があります。太政官太政大臣の「太政」です。私は「だじょう」と読んでいましたが、「だいじょう」とルビがある本もありました。
白村江は、最近では「はくすきのえ」と「はくそんこう」のふたつのルビを振ることが多いようです。百済も「くだら」と「ひゃくさい」です。
「太政」にはルビを併記した本がありませんでした。よくある、漢音と呉音の違いなのでしょうか。