凶暴な野生の猿が群れを作り、悪さをしている夢を見ました。人を見ると襲い、大怪我を負わせるのです。
町に自警団ができました。志願者にはバールのようなものが渡されました。私もそれを受け取り、いざ猿退治に出陣しましたが、奴らの動きは速く、仕留めることはできません。むしろ、怪我人が増えるだけです。
そこに一匹の狸があらわれました。猿はリアルな姿なのですが、こちらはアニメ調で、頼りなく見えます。絵本で見た分福茶釜のようでもあり、背に饅頭の焼き印のような模様がありました。
この狸がなんと私たちを助けてくれたのです。猿をみつけると首筋に食いつき、一瞬で倒します。あっという間に猿の死骸の山ができあがりました。
猿がいなくなり、お狸さまにお礼をしようとしましたが、もう姿はありませんでした。
（なんておバカな夢を見てるんだろう、私。）
