旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

夢の中の代々木八幡駅

来週行くコンサートの会場が代々木体育館のせいでしょうか、代々木八幡駅が夢に出てきました。実在する小田急線の駅とは違います。地下駅であることは共通していますが、まったく架空の駅です。
駅は代々木八幡宮の中にありました。この代々木八幡宮も実際のものではありません。本物は作家の平岩弓枝さんのお生まれになったところです。
さてその駅に行くには八幡宮に入場料五十円を払わなければなりません。境内は広大で、天然記念物のなんとかガエルとなんとかサンショウウオの生息地でもあります。鬱蒼とした森を思い浮かべるかもしれませんが、きれいに手入れされた公園のようなところで、なんとかガエルとなんとかサンショウウオもタイル張りの水路にうじゃうじゃといて、誰も気にも留めません。ベンチで新聞を読みながら、食べ残しのパンをちぎってあげているおじさんがいました。
境内では犬を売っています。ここにしかいないという純血種だそうですが、どう見ても西洋犬です。一匹千五百円とお手頃価格で、妙になつかれてしまいましたので、犬の飼えないアパート住まいの私ですが、思わず買ってしまいました。おまけとしてお守りのぶら下がったリードを付けてくれましたが、これだけでも千五百円以上はしそうです。
犬を散歩させながらやっと駅舎につきました。駅長は宮司さんが兼ねていて、いかにもそのような格好をしています。自動改札機はなく厚手の紙の切符にパンチを入れてもらいました。
夢はここで終わり、残念ながら地下のプラットホームにどんな電車が入ってくるのかは見ることができませんでした。