旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

お金を借りる

夏のテレビドラマがほぼ出揃いました。趣味はドラマの私、いつもの通り楽しんでいます。
今週見たドラマ二本に銀行融資の話がありました。「DOCTORS 2」では主人公が勤務する病院が、産科の医療機器増設ために二億円を申し入れました。銀行員が主役の「半沢直樹」では、支店の融資額を増やしたいために五億円が貸し出されました。
銀行からの融資は魅力的ですが、借りないにこしたことはありません。ATCでは今まで一度も運転資金は借りたことがありません。が、有利子負債はゼロではなく、昨年工場用地を取得したときに、地元の銀行から費用の半額ほどを融資していただきました。
この土地に工場を建て、当然多額の借入をすることになるでしょうから、その後の資金繰りに問題がなくなったときに私はリタイアするつもりです。
ということは、融資に関しては何も心配していなかったのです。でも「DOCTORS 2」を見て考えちゃいました。どう見ても数十億円の資産はありそうな病院に、たった二億円の融資のために銀行は変装した調査員を送り込むのです。まあドラマの中のことですし、ATCの次の借入は今のが終わってからにしますので、それまではどこ吹く風の私ではありますが……。(それでいいの?)
半沢直樹」で半沢さんは町工場への融資に奔走していました。今日見たNHKのドラマ「七つの会議」には貸し剥がしにあって困っている町工場が出てきました。どちらもネジ屋でしたが、ドラマの町工場の半分くらいがなぜかこの商売です。