旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

島暮らしは向かない

夢のせいで、ぐったりと疲れて目覚めました。
私は北の方の、陸続きの小さな島に住んでいました。産業があるわけでもないのですが人は多く、中学校の運動会は島をあげての盛大なもので、私も裏方で大忙しでした。
それが終わると島は静かになり、雪が降りはじめました。そこに熊の登場です。
そいつらは餌をねだりに、冬になると私のところにやってくるようでした。が、なにせ熊ですからペットのようには扱えません。
大食らいだし、臭いし、ごろごろ寝ているばかりで邪魔です。追い出せばいいのですが、それは怖い。食べ物さえ与えておけばおとなしいので、春までの辛抱とあきらめて暮らしておりました。
でも、子熊はじゃれてくるし、遊んでやらないと親が怒るし、「お前の子供だろ」と言っても通じないし、相撲を取ればこちらが負けるし、熊は実にやっかいです。
その後、もう一騒動があって、島暮らしの夢は終わりました。