旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

これってディストピア?

見たことのないようなタイプの夢を見ました。ディストピア探訪といったらいいのでしょうか。
どこかの山奥に周囲との交渉を断って生活をする集落があり、なぜか私がそこを訪ねることになりました。住むことが禁じられた場所で、そこで暮らすのなら戸籍も抹消されるそうです。
どうも放射能に汚染された土地のようです。たぶん、そこで生活してきた老人たちが残っているのでしょう。
村に着きました。辺鄙な山村ですが、住んでいるのは老人だけではありません。子供はあまり見かけませんが、若い人も中年もいます。棄民の村という私の想像は外れたようです。
ヒッピーのコミューンといった雰囲気ではありません。みな仕事を持っているようで、活気があります。私はよそ者ではなく、隣人のように迎えられました。そうなると、なぜここに住んでいるのですがなどと聞くことがはばかられます。
今あるしがらみ断ち切って、ここで人生を終えるのも悪くないな。そんな風に考えはじめている私でした。