旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

オル・ダラ

イタリアのジャズのレーベルから出ているCDのボックスセットを何箱か購入しました。ロフト・ジャズと呼ばれていたものです。
チコ・フリーマンやアーサー・ブライスが参加しているアルバムを聞いていて、この世代のジャズ・ミュージシャンのレコードはほとんど持っていないことに気づき、探していました。
その中のドン・プーレンとデヴィッド・マレーのボックスに意外な名前を見つけました。オル・ダラです。
ラッパーのナズのお父さんで、なんとも言いようのないアルバムを2枚出しているオル・ダラがジャズのトランペット奏者であることは知っていました。でも、ジャズでは自己名義のアルバムがないので、しょぼい演奏家と思っていました(ソロアルバムではコルネットをちょこっとだけ吹いてます)。まさかフリージャズをやっていったとは。
マレーのオクテットでの2枚より、プーレンのアルバム "The Six Sense" の演奏の方が格段に優れています。クインテットで、アルトサックスのドナルド・ハリソンも聞き応えがあります。
ジャズは一通り聞いてきたとの自信は、跡形もなく費えてしまいました。


The Sixth Sense

The Sixth Sense