イタリアのジャズのレーベルから出ているCDのボックスセットを何箱か購入しました。ロフト・ジャズと呼ばれていたものです。
チコ・フリーマンやアーサー・ブライスが参加しているアルバムを聞いていて、この世代のジャズ・ミュージシャンのレコードはほとんど持っていないことに気づき、探していました。
その中のドン・プーレンとデヴィッド・マレーのボックスに意外な名前を見つけました。オル・ダラです。
ラッパーのナズのお父さんで、なんとも言いようのないアルバムを2枚出しているオル・ダラがジャズのトランペット奏者であることは知っていました。でも、ジャズでは自己名義のアルバムがないので、しょぼい演奏家と思っていました(ソロアルバムではコルネットをちょこっとだけ吹いてます)。まさかフリージャズをやっていったとは。
マレーのオクテットでの2枚より、プーレンのアルバム "The Six Sense" の演奏の方が格段に優れています。クインテットで、アルトサックスのドナルド・ハリソンも聞き応えがあります。
ジャズは一通り聞いてきたとの自信は、跡形もなく費えてしまいました。
- アーティスト: Don Pullen
- 出版社/メーカー: Black Saint
- 発売日: 1993/09/07
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る