土曜日はNHK・FMの「ウイークエンドサンシャイン」の特別編、ケルト音楽特集を楽しみました。通常より2時間長い3時間40分のマラソン番組でしたが、演奏者の方の楽器の説明も興味深く、もっと聞きたかったというのが感想です。大御所の演奏は外したので、知らない音楽家を陸続と聞けたことも、そう感じさせたのでしょう。
昨日はベートーヴェンのピアノソナタ第30番・作品109をシフ、ウチダ、グルダ、ブレンデル、ギレリス、ケンプの6人のピアニストの演奏で聞き続けました。
その気はなかったのですが、シフを聞いていたら他の人はどう演奏していたのかが、急に気になったのです。こんな風な聞き方をするのは久しぶりです。
30番のソナタはそんなに聞いてこなかったからでしょうか。どうしてもその後の2曲にいってしまうのです。
だいたい17、8分で演奏しているのですが、ギレリスは22分を超えています。第3楽章のヴァリエーションを、変奏曲のようにひとつひとつ丁寧に弾いているように聞こえました。
グルダは軽快でした。1、2楽章を一繋がりのように演奏して、2楽章のソナタだったの?と思わせるほどです(それは32番だって)。
6回も聞いたので、鼻歌で全曲を歌えそうです。
- アーティスト: シフ(アンドラーシュ),ベートーヴェン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/11/26
- メディア: CD
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