呆れた失敗をしてしまいました。
これを話したら、世間の人すべてに後ろ指をさされそうです。死ぬほど恥ずかしいけど、こう見えても「うしろゆびさされ組」のファンです（古いね〜。おまけに意味不明だし）。思い切って告白しちゃいます。というのは、みなさんにも参考になる点があると思えるからです。
私、ＡＴＭでお金を取り忘れました。
気がついたのはそこを出て事務所に戻ってきてからです。５分ほど経過していました。すぐにＡＴＭに行きましたが、何人かの人が並んでいるだけでした。
「現金だから無理だね。諦めよう」と溜め息をついていると、社員から「ＡＴＭには監視カメラがあるので、届けてくれる人が多いそうですよ」と教えられました。
早速銀行に連絡し、近所の交番にも遺失届を出しました。
２時間後に銀行から電話がありました。忘れたときの状況を詳しく質問され、それに答えると「お金は預かっております」と告げられました。
私の後にＡＴＭを使った人から備え付けの電話で連絡が入り、そのＡＴＭを使い入金してもらったとのことでした。
人情紙風船ではありません。人は信頼できるのです。世の中が一瞬明るく見えたのは、お金が返ってきたせいだけではないようでした。
数日後、件のＡＴＭで記帳したところ「ＡＴＭトリワスレブン」と明記されていました。一日も早くこの通帳を使い終えてしまいたい私であります。
ほら、参考になったでしょ。
