旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

『バードマン』にしちゃいました

『セッション』ではなく『バードマン』を見てきました。
見た人たちから難しい映画だったと聞いていましたので、『バードマン』はパスと決めていました。年に数本しか映画を見ない私にはハードルが高いと思ったからです。
でも、ドラムソロによる音楽の評判がとてもよく、それをパット・メセニーのバンドにいたアントニオ・サンチェスが叩いていることを知り、急に見たくなりました。
それと、脚本家チーム四人のうち二人がアルゼンチン人であること。南米文学を読むように見れば、ひょっとすると面白いかもしれない。何が起こっても驚かない、矛盾は気にしない、素直にテキストを読む、そうすればめちゃくちゃに楽しい世界が待っていたように。
面白かったです。エマ・ストーンの笑顔で終わるのも、『マジック・イン・ムーンライト』ですっかり彼女のファンになってしまった私には嬉しいプレゼントでした。
音響のいい映画館に行ったこともあり、ドラムも最高でした。なんと、私の大好きなブライアン・ブレイドのドラムが加えてあることを、エンドクレジットで知りました。
もう一度見ようかな。