旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

リチャード・パワーズを二冊

リチャード・パワーズの新刊は、書店で見かけるたびに買ってきました。ところが、散策をしなくなったせいか、『エコーメーカー』以後二冊も刊行されていることを知らずにいました。最新刊の『オルフェオ』は7月に出たばかり。広告を見逃したようです。(書評も見かけなかったなー。)
同書と、二年前に出版された『幸福の遺伝子』を早速入手しました。どちらも木原善彦の翻訳です。木原氏はピンチョンの『逆光』も訳してたっけ。
ともにテーマの一つは遺伝子だそうです。不思議な物語と現代史が、あっと驚くように繋がるという、私の好きなかっての作風とは違うようですが、パワーズにハズレなし、です。
『幸福の遺伝子』を読み始めました。おっ、おっ、突如あらわれたトマス・カートンて誰?


幸福の遺伝子

幸福の遺伝子